「ユートピア」 超能力テーマの傑作の一つ・・・か?
どうも。
毎度おなじみ深夜の更新です。
さて、今日はさっき見たばかりの作品を紹介します。
- ハピネット・ピクチャーズ
- ユートピア
スペイン・フランス映画の「ユートピア」です。
タイトルにもあるとおり超能力・・・「予知」が題材の作品です。
僕的にこのジャンルの最高はクローネンバーグ監督の「デッドゾーン」だと思っているんですが・・・
まぁとりあえず簡単な内容から・・・
アドリアンは「予知夢」を幼い頃から見ていた。
事故で両親を失った彼は”ユートピア”と呼ばれる「見えるもの達」の集団に育てられて、その能力の使い方を教わっていた。
成長した彼はある日南米で惨事に見舞われているアンヘラという女性の夢を見る。
過去の苦い経験から夢と”ユートピア”を避けていたアンドリアだったが育ての親であり力の使い方を教えてくれたサムエルの願いでアンヘラを助ける決意をするのだが・・・
と、言ったところです。
この映画の肝はなんと言っても「予知夢」にあるんですがその区別が中々面白いんですよ。
「寝ているときに見る夢は過去のこと。起きている時に見る夢はこれから起きること」
と言うセリフがあるんです。
まぁこれがこの作品のテーマでもあるんですけどね。
で、アンドリアは次々とアンヘラ関係の予知夢を見ていくんですよ。
この夢と物語が(当然ですが)シンクロしていまして、中々面白いなぁと思いました。
途中もたつくシーンもあるんですけど、終盤の展開は中々良いものがあると思います。
特にラスト、力強いメッセージがありまして、「デッドゾーン」とは違った良さを出していると思います。
超能力物が好きな方、是非見てみてください。
ラスト、結構気持ちのいい締めで僕はいいと思いました。お勧めです。
ああそうだ。今回から「映画生活」 のリンクを貼る事にしました。
って、以前からトラックバックはしていたんですけどリンクを貼るのを忘れていました(笑)
良かったら見に行ってみて下さいね。