「アセンション 終末の黙示録」 もしかして時代を代表する作品?  | Cinema Cafe

「アセンション 終末の黙示録」 もしかして時代を代表する作品? 

どうも。今晩も書きます。
ビデオメーカー
アセンション 終焉の黙示録

僕は基本的に店先で見て、裏のストーリーを見て面白そうだと思うと借ります。

この作品もそんななかの一本です。

・・・だから僕の借りる作品はアルバトロス のが多いんですけどね(笑)


さて、簡単な内容は・・・


近未来。神をも凌駕する「何か」の出現により世界は荒廃した。

人々は互いに殺し合い、その手で殺した相手を生き返らせる奇跡を行う・・・

まさに「神をも殺した」状態になっていた。


そんな中、時代を救うべく選ばれた3人の女達が巨大建造物を上っていくことになる。

互いに反発しながらも上に上に上ってゆく3人。


そして、建造物の頂上で待っているものとは・・・



と、こんな感じですね。


ハッキリ言います。

パッケージに騙されてはいけません!


この作品の大半のシーンは3人の女達の哲学的な論争・・と言うか口論で成り立っています。

いわば、『静』のシーンが大半です。

それ以外は目から血を流したりしている死体の映像とか、訳のわからないシーンばかりです。


が、僕的には結構好きな部類に入ったりします。まぁ人には勧めませんけどね(笑)

比べるのも憚られるかもしれませんがタルコフスキー監督の「ストーカー」みたいなものかなぁとか思いました。

こう言う禅問答みたいな会話って結構好きなんですよねぇ。

それに斬新・・・と言うか奇抜なシーンが結構あって僕は気に入りました。

最後の方でテープレコーダーから歌が流れるシーンがあるんですけどそのシーンが僕は好きです。

今までのシーンと全然繋がりのない歌がまた良いんですよ。

確か女性を歌った歌だと思いましたけどね。


でも別にこの作品をべた褒めしているわけじゃないんですよ。

確かに万人には受け入れられない作品だと思うし、僕も途中で眠くなりました。

ストーリーもわかりづらいし・・・ってか全然わかんないし。ラストにいたってはもう全く意味不明です。


でも、この作品の雰囲気は僕は好きです。なんだか本当に世界は荒廃しているなぁと思わせてくれます(笑)



もしかして見る人によってはこの時代を代表する作品なのかもしれません。

それだけ見る人を選ぶ作品だとは思います。


興味の沸いた方、レンタルの半額デーでも利用して見て見てください。


・・・でも見た後に僕に文句を言うのは辞めてくださいね(笑)