「PTU」 香港映画の底力 | Cinema Cafe

「PTU」 香港映画の底力

どうも。
しばらく書こうと思うと物凄く重い日ばっかりで・・・

さて、今日は香港映画です。





キングレコード
PTU

現在、香港映画を担うとされている(まぁいわゆる香港ノワール系ですけど)ジョニー・トウ監督の作品です。

さて、簡単な内容は・・・

眠らない街、香港、深夜。
あるマフィアの幹部が刺殺され、ある刑事はチンピラに拳銃を盗まれ、車上荒らしが多発する。

それぞれの事件を追うのは拳銃を盗まれた組織犯罪課の刑事、香港特殊機動隊=PTU、特捜課=CIDの面々。

CIDは犯罪課の刑事をマフィアと繋がりがあるとマークし、刑事はなくした拳銃をPTUに探してくれるように頼み、PTUはCIDから疑われつつも拳銃を探す。

そして、長い夜が明け始める午前4時に全ての人物が偶然一箇所に集まったとき、何かが起こる・・・


と、こんな感じです。

文章で書くと中々伝わらないですが、映像を見ると物凄く密度の濃い作品に仕上がっています。
で、この物語の根底に流れているのが”仲間意識”と言うものです。
余り詳しく書いてしまうと見たときに面白くなくなってしまうかもしれないので書きません。

まぁ、でも、日本の警察もこうなんではないですかねぇ・・・
それが良い意味で現れれば良いんですけど・・・

それと夜の香港を歩いていくPTUの面々が凄くかっこいいです。
雨が降ってくると警察のトラックが走ってきてコートを置いていったり。
なんだか何気ないシーンが凄く決まっています。

香港ノワールが好きな方は是非見てください。
それ以外の方もかっこいい映画が見たいときにお勧めです。


ラストも中々かっこいいオチです。

PTU@映画生活