「デストランス」 Jアクション最新作・・ですが・・
今回から『みんなのテーマ』にテーマを作ってそこに絡もうと思います。
まぁ良ければ気軽に投稿してみてくださいね。
さて今回はJアクションの最新作「デストランス」です。
デス・トランス プレミアム・エディション/坂口拓
¥4,293
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僕の好きな坂口拓さん主演の作品で、予告編を見て期待していました。
で、とりあえず簡単な物語を・・・
と、ある国。戦国の世。全ての願いをかなえると言う棺が東の寺から持ち出された。
持ち出したのはグレイブという男。
その寺を守っている僧侶の生き残り、リュウケンは大僧正より神壊刀を持たされ棺を取り戻す旅に出る。
途中、野党からリュウケンを助けた流浪の剣士シドと行動を共にし、グレイブの向かった禁断の森に向かう。
グレイブは謎の少女と共に棺を引きながらより強い相手と戦うために禁断の森を目指していた。
そして全ての運命を見守っている女剣士ユーリが現れたとき、静かに動き始めたのは希望への光なのか、それとも破滅への序曲なのか・・・
棺を巡る戦いは激しさを増していくのだった・・・
と、こんなところですね。
この手のJアクションと言えばやはり北村龍平監督の「VERSUS ヴァーサス」が一番に挙がってくると思うのですけど・・・
VERSUS ヴァーサス/坂口拓
¥4,441
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(↑これです)
残念ですが僕は「ヴァーサス」の方が好きです。
決して面白くないわけではないし、アクションは迫力があるんですけど・・・
なんだか男が棺を引きずって歩いているだけの印象なんですよね。
もうちょっとその辺りをしっかりしてくれれば良かったんですけどねぇ。
売りであるアクションシーンもなんだかコメディチックな演出で・・・
もうちょっと真剣な戦いにしてくれれば良かったんですけどね。
最初のシド登場シーンみたいに死ぬか生きるかに徹底してくれれば面白かったのに。
これだけ魅力的かつ荒唐無稽な設定なんだからもう少しシリアスなものにした方が生きてきたと思うんですけどね。ラストの女神との死闘シーンみたいなのが続けばよかったのに。
まぁ最近のアクション邦画としては面白い方だと思います。
この手のアクション物が好きな人は見ても損はないと思います。
次回は件の「VERSUS」の事を書こうと思います。
・デス・トランス@映画生活
「SPL 狼よ静かに死ね」 因果応報の世界
久々更新です。
やっぱり映画は辞められないです。
さて、今回は香港映画で、しかも知る人ぞ知るサモ・ハンことデブゴンが出ている作品です。
ワーナー・ホーム・ビデオ
SPL 狼よ静かに死ね 特別版
これです。
最近韓国映画に押されて元気のない香港映画ですが、香港ノワールはまだまだ健在でした。
さて、簡単な内容は・・・
香港の裏社会を牛耳るボス、ポーを逮捕するべく全力を尽くすチャン捜査官ら4人だったが護送中の証人を殺されポーは無罪で釈放、チャンは頭に重傷を負い検査の結果悪性の腫瘍を告知される。
3年後、腫瘍の悪化で引退を決めたチャンの変わりにマーが着任する。
チャン引退の前日、以前から潜入させていた仲間の警官の死体が発見される。その時のビデオ映像を偶然手に入れたチャンたち。その映像には仲間を殴るポーが写ってはいたが殺したのはその手下だった。
ポーを逮捕するべく証拠を捏造することにしたチャン達。手段を選ばずに暴走する彼らに巻き込まれていくマー。
そしてチャン達の計画がほころび始め、ポーがチャン達の抹殺を始めたとき、男達の熱き思いが香港の夜を地に染めていく・・・
と、こんなところでしょうか。
この映画の焦点はズバリ、オヤジです。
チャンを始め捜査員達全員に人間臭い描写があり、ポーにも人としての側面を持たせています(これが最後のテーマ”因果応報”にかかってきます)。
そして、香港ノワールと言えば忘れてならないのが血と暴力、そして男の描写です。
この作品はそのどれも満たしています。
なんせサモ・ハンとドニー・イェンの対決が見れるんですから凄いです。
それだけでも見る価値はあると思います。
僕としてはもう少し対決シーンがあればもっと良かったですけどね。
ラストは何度も言いますが因果応報です。
今までの激しいシーンからラストの物悲しいシーンまで退屈させない作品です。
・SPL/狼よ静かに死ね@映画生活
「PTU」 香港映画の底力
しばらく書こうと思うと物凄く重い日ばっかりで・・・
さて、今日は香港映画です。
キングレコード
PTU
現在、香港映画を担うとされている(まぁいわゆる香港ノワール系ですけど)ジョニー・トウ監督の作品です。
さて、簡単な内容は・・・
眠らない街、香港、深夜。
あるマフィアの幹部が刺殺され、ある刑事はチンピラに拳銃を盗まれ、車上荒らしが多発する。
それぞれの事件を追うのは拳銃を盗まれた組織犯罪課の刑事、香港特殊機動隊=PTU、特捜課=CIDの面々。
CIDは犯罪課の刑事をマフィアと繋がりがあるとマークし、刑事はなくした拳銃をPTUに探してくれるように頼み、PTUはCIDから疑われつつも拳銃を探す。
そして、長い夜が明け始める午前4時に全ての人物が偶然一箇所に集まったとき、何かが起こる・・・
と、こんな感じです。
文章で書くと中々伝わらないですが、映像を見ると物凄く密度の濃い作品に仕上がっています。
で、この物語の根底に流れているのが”仲間意識”と言うものです。
余り詳しく書いてしまうと見たときに面白くなくなってしまうかもしれないので書きません。
まぁ、でも、日本の警察もこうなんではないですかねぇ・・・
それが良い意味で現れれば良いんですけど・・・
それと夜の香港を歩いていくPTUの面々が凄くかっこいいです。
雨が降ってくると警察のトラックが走ってきてコートを置いていったり。
なんだか何気ないシーンが凄く決まっています。
香港ノワールが好きな方は是非見てください。
それ以外の方もかっこいい映画が見たいときにお勧めです。
ラストも中々かっこいいオチです。
・PTU@映画生活
今日はある事件のことなど・・・
どうも。
こんばんはある事件のことについて書こうと思います。
その事件とは、秋田で起きた小学生殺人死体遺棄事件です。
このところこの手の守るべき対象の子供をねらった事件が多発しています。
この事件で特異だなぁと思った点はこの逮捕された女性が殺害した子供の友達の母親でしかも自身の子供を4月に亡くしていると言うことです。
4月の自身の子供は事件なのか事故なのかわかりませんが・・・
しかもこの女性、ある朝のTV番組で自身の身の潔白を切々と訴えていたのですが・・・
なにがこの女性にあってこのような凶行に及んだのか僕には知る由もありません。
僕の勝手な想像ですが4月は”事故”でその子の為に今回の”事件”を引き起こしたのかも知れません。
(殺害された子供は自分の子の遊び友達だったそうで、その子が一人でかわいそうだから友達の子を殺したとか・・・)
しかし、自分のやったことについて自分で認識しているでしょうに・・・
多分また犯行時加害者は正常な精神状態だったのかとか色々と議論・・・と言うか騒ぐんだろうなぁ・・・
とかく”人権派”と呼ばれる方々は僕とは合わないみたいで・・・
僕は『犯した罪にはそれ相応の罰を』と思っている人なので。
僕は僕の家族にこのようなことをされたらたとえ法が許しを与えても僕自身は決して許しません。
犯罪は逮捕されて、刑務所に入れられれば終わり・・・では決してないと思います。
人の犯した罪は一生その人の十字架としてついて回るべきものだと思います。
たった数年塀の中で過ごしたくらいで償えるものだとは到底思えません。
(話は逸れますが、芸能界は犯罪を犯しても少しの謹慎とかで禊が済んだとか思う人が多いみたいで何年かすればまたTVに平気な顔で出てるんですよねぇ・・・)
この事件については追々経緯が新聞やTVなどで流されるんでしょうけど出来れば的外れな誹謗中傷ではなく(犯人の過去なんてどうでもいいですから)なぜこのような凶行を行ったのか。
その辺りをしっかり報道してもらいたいものです。
子供の父親として切にそう願い、同じような事件を未然に防ぐよう、参考にしてもらいたいものです。
なんだか訳のわからない文章になってしまって済みませんです。
「オーロラの彼方に」 時間物の傑作!
どうも。
こんばんは一応SFと言うジャンルにしましたが・・・
もしかしたらサスペンスにした方がいいかも知れませんねぇ。
って言うか、今はジャンルにあまりこだわらない方がいいのかもしれませんけどね。
で、これです。
- 松竹
- オーロラの彼方へ
デニス・クエイドとジム・カヴィーゼル競演です。
さて、簡単な内容は・・・
殺人課の刑事ジョンは幼い頃消防士の父フランクを30年前、消火活動中の事故でなくしていた。
父フランクの命日を明後日に控えていたその日の夜はNYでオーロラが観測されていた。フランクが死んだ30年前と同じように。
そんな夜、幼馴染のゴードが息子を連れてたずねて来た。
ひょんなことでフランクの使っていた無線機を見つけた3人はそれの電源を入れてみた。
はじめは何も聞こえてこなかったが、ゴード達が帰った後その声は無線を通して聞こえてきた・・・
なんと無線機から聞こえてきたのは30年前のフランクのものだったのだ。
はじめは信じなかったジョンとフランクだったが、フランクが幼いジョンを”ちび隊長”と呼んでいたこと等でお互い信じはじめる。
そんな中、ジョンはフランクがあさっての火災現場で死んでしまうことをフランクに教え逃げる時に直感に頼らずに別なルートを選ぶように告げるのだった。
自分が死ぬなんて信じられないフランクだったがその日、実際にジョンの言っていた通りの状況になりジョンの言うとおり直感ではなく別のルートを通り火災現場から無事に脱出するのだった。
父を救うことに成功したジョンだったがその代償によって過去が変わり関係のない人たちが”ナイチンゲール”殺人事件の犠牲になってしまうのだった。その中には自分の母親も含まれていた・・・
過去を変えてしまったジョンとフランクは殺人鬼を捕まえるべく行動を開始するのだが・・・
と、こんな感じです。
物語中にさまざまな複線が張り巡らせてあってそれが一気に効いてくるラストの盛り上がりは素晴らしいの一言です。
こう言うストーリーが僕は好きなんですよねぇ。
しかもフランクが過去でしたことがジョンのいる現代に微妙に関係してくるんですよ。
まぁ実際はもっと凄い変化が起こるんでしょうけど・・・
この映画ではちょうどいいものになっています。
それにラスト。
もう言うことありません。
実際に見てもらうしかないのですが、このラストの為に全てがあるといっても良いくらいです。
フランクのセリフがまた・・・。
タイムスリップ(ではないですが・・・)物が好きな方、サスペンスが好きな方は絶対楽しめると思います。
機会があれば是非見てください!
・オーロラの彼方へ@映画生活
「セブンソード」 中国産武侠映画の期待作だったんですけど・・・
どうも。
昨日は夕方書き込んだんですけど・・・
アマゾンのリンクに失敗して書いたの消えてしまったので・・・
さて、今日は中国の武侠超大作(のはず)です。
- ワーナー・ホーム・ビデオ
- セブンソード 特別版 (初回限定豪華BOX仕様)
宣伝では「HERO」「LOVERS」に続く武侠映画第三弾!
と言うことでしたが・・・
さて、まずは簡単な内容から・・・
1600年代。中国は清王朝の時代だった。が、各地では反王朝の運動が起こり、王朝はその鎮圧に躍起になっていた。
そこで王朝は武術の研究と実践を禁じた「禁武令」を発令し、叛乱部隊の駆除を行っていた。
その混乱に乗じて私腹を肥やそうとする”風火連城”は反王朝の強硬派が住む寒村、武荘を狙っていた。
ひょんなことからその事を知ってしまった村の女、武元英は過去に政府の処刑人をしていたが、良心の呵責に耐えかね、政府を裏切った傅青主と、村の若者の韓志邦とともに『天山』を目指す旅に出ることになる。
『天山』には「武禁令」により隠遁した武の達人が住むとされており、3人は村を救うために協力してもらおうと言うのだ。
ようやく『天山』にたどり着く3人。そこで4人の剣士の協力と、3本の剣を授かり、「七剣士」として武荘に戻る。
と、村は今まさに風火連城の部隊に襲撃されているときだった!
果たして「七剣士」たちは武荘を救うことが出来るのであろうか・・・
と、こんなところですかね。
まぁこの作品は僕的には「七剣士」誕生編ぐらいに思っています。
この後大活躍するんだろうなぁと言うところで終わってしまいます。
アクションもかっこいいのですが・・・
量が少なすぎます。
もう少し七剣士たちのアクションが見たかったです。
七剣士の最初の戦闘シーンなど、とてもかっこよかったし、映画の最初のシーンもかっこいいんですけどねぇ・・・
なんだか途中だれてしまいました。
七剣士の持つ7本の剣にも色々と謂れがあるみたいなんですけどその辺りもいかしきれていないような・・・
あと、登場人物たちのキャラがあまりわからなかったというのも残念です。
もっとアクションを前面に出して、テンポを良くすれば・・・
まぁ色々と書きましたが2時間30分と言う長さにもかかわらず、一気に見てしまうのは面白いと言うことなのでしょう。
僕自身も結構好きな作品ではあります。
剣戟の好きな方、是非見てください。
そそ、音楽を川井憲次さんが担当しているんですけどとっても良いです。
・・・もしかしたらBGMが良いから飽きなかったのかしらん(笑)
・セブンソード@映画生活
「アセンション 終末の黙示録」 もしかして時代を代表する作品?
- どうも。今晩も書きます。
- ビデオメーカー
- アセンション 終焉の黙示録
僕は基本的に店先で見て、裏のストーリーを見て面白そうだと思うと借ります。
この作品もそんななかの一本です。
・・・だから僕の借りる作品はアルバトロス のが多いんですけどね(笑)
さて、簡単な内容は・・・
近未来。神をも凌駕する「何か」の出現により世界は荒廃した。
人々は互いに殺し合い、その手で殺した相手を生き返らせる奇跡を行う・・・
まさに「神をも殺した」状態になっていた。
そんな中、時代を救うべく選ばれた3人の女達が巨大建造物を上っていくことになる。
互いに反発しながらも上に上に上ってゆく3人。
そして、建造物の頂上で待っているものとは・・・
と、こんな感じですね。
ハッキリ言います。
パッケージに騙されてはいけません!
この作品の大半のシーンは3人の女達の哲学的な論争・・と言うか口論で成り立っています。
いわば、『静』のシーンが大半です。
それ以外は目から血を流したりしている死体の映像とか、訳のわからないシーンばかりです。
が、僕的には結構好きな部類に入ったりします。まぁ人には勧めませんけどね(笑)
比べるのも憚られるかもしれませんがタルコフスキー監督の「ストーカー」みたいなものかなぁとか思いました。
こう言う禅問答みたいな会話って結構好きなんですよねぇ。
それに斬新・・・と言うか奇抜なシーンが結構あって僕は気に入りました。
最後の方でテープレコーダーから歌が流れるシーンがあるんですけどそのシーンが僕は好きです。
今までのシーンと全然繋がりのない歌がまた良いんですよ。
確か女性を歌った歌だと思いましたけどね。
でも別にこの作品をべた褒めしているわけじゃないんですよ。
確かに万人には受け入れられない作品だと思うし、僕も途中で眠くなりました。
ストーリーもわかりづらいし・・・ってか全然わかんないし。ラストにいたってはもう全く意味不明です。
でも、この作品の雰囲気は僕は好きです。なんだか本当に世界は荒廃しているなぁと思わせてくれます(笑)
もしかして見る人によってはこの時代を代表する作品なのかもしれません。
それだけ見る人を選ぶ作品だとは思います。
興味の沸いた方、レンタルの半額デーでも利用して見て見てください。
・・・でも見た後に僕に文句を言うのは辞めてくださいね(笑)
「プレイ Pray」 ラストが台無しにしてしまった!
どうも。今晩も書きます。
- ポニーキャニオン
- プレイ/pray
これです。
実は僕はツタヤの ディスカス に入っているんですけどそこでつらつらと見ていて面白そうなので借りて見ました。
さて、簡単な内容は・・・
ミツルとマキはある少女を誘拐して廃校に逃げ込んでいた。
その廃校はミツルが幼い頃通っていた小学校だった。
二人が親元に身代金を要求する電話をかけるとその子は死んでいると言われてしまう。
と、同時に姿を消してしまう少女。
そのときから廃校に不気味な雰囲気が漂い始める。
誰もいないはずなのに奏でられるピアノ。
水洗の音がするトイレ。
ミツルの前に突然現れる少女・・・
やがて合流したミツルの後輩達も巻き込み廃校で一人、また一人と惨殺されてゆく。
そしてその恐怖の根源にあるのはミツルと後輩の過去をも暴きだしてゆくのだった・・・
と、こんな感じです。
あまり書くとネタバレになってしまうので書きませんが、二つの過去が絡み合ってきます。
まぁ見てのお楽しみと言うことで(笑)
作品自体はまぁ可もなく不可もないといったところです。
なんとなく不気味な廃校の雰囲気や、人間の醜さみたいなものが出ていると思いますし。若いもんはやっぱりダメなのかなぁとかそんなことをチラッとも考えました。
ラスト10分位はホロッとさせていい感じに終わりそうだったんですが・・・
ラストの少女の一言で物凄く後味の悪いものになってしまいました!
僕的にはアノシーン(と言うかセリフ)はないほうがいいと思います。
なんであんなセリフをラストシーンで言わすのかなぁ・・・
今までのホロっとしたシーンが全て台無しではないのかなぁ・・・
なんだか最近の邦画ホラー(あ、Jホラーとか言うんでしたっけ?)のラストはこんなのばかりですねぇ。
もうちょっといい感じに終わらせてもいいと思うんですけどねぇ・・・
「怖い」と「後味が悪い」は全然違うと思うんですけど。
まぁ邦画としては結構がんばっていると思いますし、そこそこ怖がらせてくれると思います。
これからホラーの時期ですので気になったら見てみてください。
そそ、タイトルの「プレイ」とは「祈る」の意味なんですよね。
・プレイ@映画生活
「オトコタチノ狂」 刀は形じゃき、大事なのは志じゃ
どうも。
このところ仕事が忙しくて・・・
がっ!思うところあって今日から出来るだけ更新して行こうと思います。
さて、今日はインディーズ作品です。
- ビデオメーカー
- オトコタチノ狂
某インディーズ作品を取り扱ったHPで予告編だけは見ていたんですけど・・・
先日ツタヤに行ったらあったので借りて見ました。
さて、簡単な内容など・・・
現代。冬の雨の中自宅マンションに駆け込む桜井。
一息ついたとき、扉の外に人の気配を感じる。恐る恐る扉に近付き「どなたですか・・・」と声をかけると突然4人の男達が駆け込んでくる。
桜井ののど下には刀の切っ先が押し当てられている。
そして開口一番、刀を押し付けた男はこう言った「おい、おまんどこのもんぜよ」
押し入ってきた男達は幕末の世を生きているはずの4人、久坂玄端、土方歳三、中岡慎太郎、中村半次郎だった。
はじめこそ4人を恐れていた桜井だったが時が経つにつれ心を許しあい、親交を深めてゆく。
4人にしても薩長、倒幕、関係なく『男』として理解してゆく。
が、そんな彼らとの時間は長くは続かなかった・・・
と、うまく書けませんがこんなところです。
まず言いたい。とりあえず見てみてください。
自分の目で見て、耳で聞いてみてください。
そこには今忘れられている「夢」(=志)があります。
いえ、そんなに大それたものではなく、日々生きるうえでの心構えと言うか、当たり前のようになってしまってそこにあるのに見えていないようなもの・・・
そんな事に気がつくと思います。
タイトルにもあるように「刀は形で、大事なのは志」なのです。
(僕の解釈では)ようは形はどうあれ、大事なのはどう思って行動や考えているか・・・ではないかと思います。
果たして過去の方たちに会って、劇中と同じような質問をされてハッキリ答えられる人がどれだけいるのでしょうか?
少なくとも僕も桜井さんと同じような行動しか出来ないと思います。
が、見る前と後では少し(本当に少し)ですが考え方が変わるのではないかと思います。
僕の好きな作品。「ローレライ」も似たような問いかけが劇中でされています。
少なくとも僕はこの問いかけに恥じないような生き方をしたいと思います(まぁちょっと大げさですけどね)。
しかし僕はラストの桜井の行動が気になってしまって・・・
心情的にはわからないでもないですけど・・・あんな行動をしなくともいいと思ってしまいました。
どんな行動かはご自分の目で確かめてください。
さて、最後なんですけどこの作品で久坂玄端役の成田浬さんなんですけどご病気だとか何とかいう書き込みを見まして非常に気になっております。
ご存知の方、良ければ教えてください。
・オトコタチノ狂@映画生活
「コントロール」 人の『信じる』と言う力
どうも。
この前書こうと思ったんですが中々つながらなくて・・・
さて、今日はレイ・リオッタ主演の「コントロール」です。
- アートポート
- コントロール
さて、簡単な内容は・・・
凶悪な犯罪者リー・レイ・オリバーは死刑判決により今日、薬物による刑の執行が行われた・・・はずだった。
リー・レイが死体保管庫で目を覚ますと目の前にハート・マーサー製薬のコープランド博士が立っていた。
博士はリー・レイに死にたくなければある実験に協力するように提案する。
その実験とは、リー・レイに激しい気性を抑え、人の凶暴性を抑制する”アナグレス”の人体投与というものだった。
その実験に参加することにしたリー・レイ。
投薬後その心の中に変化が現れ、次第に人間性に目覚めていくリー・レイだったが・・・
罪を犯した身に、過去は黙ってはいなかった・・・
と、こんなところですね。
この作品。ただの犯罪者更正物語ではなく、その根底には『信じる』と言う今の世の中から忘れられようとしているものが中心になっています。
詳しいことを書くとネタバレになってしまうので書きませんが、とても重要かつ見事な使い方をしています。
いまどきのハリウッドらしからぬと言ったら大げさかもしれませんがこういう良いシナリオを書く人もいるんだなぁと感心してしまいました。
気になった方、是非見てみてください。決して損はしないと思います。
それともう一つ。
ミシェル・ロドリゲスちゃんが出ているんですけど・・・
今までの彼女とまた違った魅力の役を演じていてとても良かったです。
どちらかと言うと”戦う、強い女”みたいなのが多かったんですが今回は違います。
はにかむ顔がとっても魅力的な可愛い女の子を演じています。
そっちが気になる方も是非ごらん下さい。
・コントロール@映画生活